「酸性トイレ洗剤」による錆落とし実験だよ^^。
「サンポール」でもいいのだが、更に安価なダイソーで1本100円のフマキラー「ネオナイス」を購入。
100円の料理用の樹脂製バットを買って、その中に液とパーツを入れる事にする。
錆落とししてみるパーツは、コレ。

古い型のカブの、レッグシールドをステップの上の所で留めるU字型金具。
裏も表も相当に錆びていて、新しくパーツを取り寄せようかと思っていた物。
もしこれで錆が落ちたら、ボロボロと錆跡は残っていても、錆止めしてメッキ調スプレー塗装して使うつもり。
単なる美しさ以上に、「自分でやった」が大切。
ま…このヒドイ錆が落ちれば、だけどねw。
さすがに「有毒ガス」が怖いので、室内では作業できない。
ネコの額な庭へ移動。
さぁ、これまたサビサビのナットとワッシャーと一緒に、漬け込んでみる。

ん?
それほど泡は発生しませんが…?
ともかく、しばらく待つか…。
1時間くらい漬け込んだナットとワッシャーです。
途中1度だけ、使い古した歯ブラシでこすりました。
液から出して、反応を止めるために良く水洗いして、CRC556でとりあえずの錆止めをしました。

うわ、すげっ!
キレイになってますっ!!
ビックリ!!!
うーん、コレは大変な事を知ってしまった気がする…w。
2時間経過。
ぼちぼち夜の部の仕事の準備をせねばならないので、中間チェックw。
おぉ、あんなにひどかった赤錆がほとんど落ちつつある。
このままだと錆跡の凹凸プツプツは多いのけれど、十二分に実用になりそうぢゃ。

最初、透明な青だった液は、すっかり赤錆色ににごっております。
開始から半日後、「ネオナイス」から出した。
流水で洗い、普通の石鹸を手の平で泡立てて擦り洗い。
これで反応は止まるらしい。
水分をタオルで拭いて…。おぉぉっ!
どうですか、この成果っ!!

私個人としては、もう本当に ビ ッ ク リ (゜o゜)です。
無論メッキも取れていますし、錆跡の凸凹もはっきり残りますが、あれだけ酷かった赤錆も汚れも全て取れています。
断言します「錆取りに酸はものすごく効くっ!!」
気候が暖かくなると、もっと反応が早くなるらしいです。
ともかく、いいもの見させてもらったわぃ…あぁ、長生きはするものぢゃ(笑)。
−*−
但し、後日ネットサーフィンで調べてみると、塩酸系の「酸性トイレ洗剤」でのサビ落としは安あがりではあるものの、錆が再発生し易く、素材の鉄自体も少々痛めるらしい。
リン酸系の「サビ落とし剤」なら、高価ではあるが、鉄の表面に「リン酸化膜」を形成して錆び難いらしい。
ま、フトコロ具合と相談しつつ、上手く使い分けていけば良いだろう。
しかし、注意せよ、「混ぜるな危険!」である。