2014年11月11日

オプティマ50のアイドリングが昂進した時の対処法

ザックスのアイドリングが昂進状態になった時には、チョークレバーを引けばいいらしい。

混合気を濃くすれば直るっていう事は、どこかから二次エアーを吸っているのが原因のような気もするけど、ドイツ語の解説で「505エンジンの全体的構造が原因」なんて言っちゃってるので、複合的な理由なんだろう。
ともかく当面はこの手でだましだまし乗っていよう。

それにしても、この動画の個体、すごくキレイ。
たぶん最終型に近いんだろう。
それでいてこういう症状が出るんだから、ウチのザックスが完調じゃなくて当然ではあるw。

2014年10月30日

【ザックス】「1778kmキャブ」に再交換@152km

久しぶりの連オフの2日目。
朝から快晴なのだが、枯れ声の回復がイマイチ。
連オフでノドを休めれば調子が戻るだろうと思っていたのだが、オッサンにが深まるとなかなか体調管理も思い通りにいかない。
奥秩父の中津峡あたりに紅葉ツーリングしたいところなのだが、明日金曜のリハ,明後日土曜のサロンコンサート,来週月曜の某区合唱祭と続くので、今日は寒い中を走り回るのはやめておこう。
指揮するだけならまだしも、明日明後日はWカルテットの一員として長い時間歌わなければならないし。

さて、そうは言っても、ただ家に籠もるにしては暖かな小春日和。
ザックスのキャブ交換をする事にした。。
もういい加減、いじりのメドをつけよう。

メーター上の積算走行器距離152km。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 140343.JPG

作業しやすいように、レッグカバーを外す。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 140550.JPG

エアクリボックスとキャブレターを外す。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 142357.JPG

左がこの5月末に取り付けた通称「74kmキャブ」で、右が今回再取り付けする通称「1778kmキャブ」
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 142856.JPG
外観に大差はないけれど、交換で何かが良くなることを祈ろう。
キャブ周りの3つのOリングは、この9月に思いがけず大量仕入れしてしまった“17.1x1.6”の黒いものに交換する。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 142840.JPG
古い緑の物と新しい黒い物とでパッと見では差が分からないが、仮組みしてみると新しい方がわずかに高さというか厚みがある。
うん、これなら密閉性は向上するはずだ^^。

慎重に取り付け。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 150038.JPG
各Oリングには2ストオイルを軽く塗ってから組み付けた。

フットカバーを外したままで、エンジンをかけてみる。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 151108.JPG
おぉ、ペダル漕ぎ1発始動だ^^。
しばし暖機運転。
よし、まあまあ安定してる。
エンジンが少し暖まったところで、調整スクリューを回してアイドリング回転数調整。
そして、近所を試走。
細かい事を言えば色々あるし、正直言ってどういうのが絶好調状態なのか知らないから的確な判断などできるわけも無いのだが、うん、ともかく走る(笑)。
怖くて最高速なんて試さないけど、とりあえず45km/h巡航は出来そうな気がするw。

ただ、なんかちょっと詰まる感じがする…。
で、一旦帰宅。
エアクリフィルターを、昨夏に加工した「広げてみようほととぎすフィルター」から、「74kmキャブ」に付いてきた中古のザックス純正フィルターに交換してみた。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 153837.JPG
再びエンジンをかけ、走り出す…。
ほおほお、この方が明らかにエンジン軽やかだわ。
あの「ほととぎす」はもうお払い箱としよう。

ともかく、走れる状態になった我がザックス/オプティマ50。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 162653.JPGCarburetor1778kmKoukan@152km20141030 162717.JPGCarburetor1778kmKoukan@152km20141030 162735.JPG
外観はだいぶ良くなった。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 162907.JPGCarburetor1778kmKoukan@152km20141030 162921.JPGCarburetor1778kmKoukan@152km20141030 162808.JPG
見栄え上で残る作業は、リアサス磨きに、リアウィンカー固定金具の錆び落としと黒塗装。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 162824.JPGCarburetor1778kmKoukan@152km20141030 162947.JPG
大物としては前後タイヤの交換があるけど、新しいタイヤとチューブとリムプロテクターはもう買ってあるし、作業自体も慣れたものだからさしたる問題は無かろう。
Carburetor1778kmKoukan@152km20141030 162848.JPG
これからしばらくは、近距離をちょこちょこ乗るようにして、エンジンやらクラッチやらの点検や調整を重ねていってみよう。

2014年09月19日

オプティマ50 キャブ周りOリング大量仕入れ

乗れるようにはなったものの、エンジン始動時にアイドリング回転が昂進してしまう症状が出る、我がオプティマ50。
MadaMada20140904 173559.JPG
以前オーバーホールして取り付けてあるキャブレターにまた異常が起きたのかもしれないので、先日、ストックしてあった走行1778kmのキャブレターをオーバーホールして、交換の準備は出来ている。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 223607.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 012209.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 024317.JPG
だが、まだ交換作業はしていない。
キャブレターとエアクリボックスおよびインテークマニホールドとの間のOリングの劣化による二次エアー吸入が、怪しまれるからだ。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 222512.JPG
Oリングは、キャブとエアクリボックス間に2つ、キャブとエンジンのインテークとの間に1つ、計3つ使われている。
26gal.jpg20gal.jpg
ネットで拾ったパーツリストによると、3つとも“17.1x1.6”と記されている。
おそらく、内径17.1mm、太さ1.6mmだろう。
1778kmキャブ周りに付いていたOリングをノギスで測ってみても、おおよそそんな感じ。
O-Ring20140919 184400.JPGO-Ring20140919 184709.JPG
「こんなの汎用品で簡単に手に入りそうじゃん」と思ったのだが、あにはからんや、「東急ハンズ」で見つけた似たようなものは太過ぎる。
O-Ring20140905 130639.JPGO-Ring20140905 142539.JPGO-Ring20140919 185006.JPG
「モノタロウ」ならあるかと思ったが、まったく同じサイズは無い。
しかたないから近いサイズの物を3種類取り寄せた。
O-Ring20140919 185627.JPGO-Ring20140919 185709.JPGO-Ring20140919 185524.JPG
たぶん、これらのどれかでイケるだろう。
だが、その後、「17.1 1.6 O-Ring」でググったら、あらまっ!
欧米では規格品らしいぞ、このサイズ。
せっかくなので取り寄せてみよう。
耐油性のあるニトリルゴム製Oリングで、1個0.99ポンドか。
うん、たいして値の張る物でもないから、予備の予備も含めて9個取り寄せよう。
今月9日、イギリスのショップに発注し、今日到着。
O-Ring20140919 172942.JPG
早速開封…。
えぇぇぇぇ(°o°)!
O-Ring20140919 173214.JPG
なんだこれ、大量じゃん;;;。
インヴォイスをよくよく読み直してみると、10個セットで0.99ポンドだわ。
だから、10x9で計90個入荷しましたよ、“17.1x1.6”のOリング。
こりゃ、今世紀分あるわ(笑)。
さて、この“17.1x1.6”をオリジナルの古いOリングと比較してみよう。
O-Ring20140919 222317.JPG
うん、微妙に太くてムチムチプルルン。
O-Ring20140919 222211.JPG
良いね、使えそうだね^^。

そんなわけで、突然ですが、この“17.1x1.6”Oリング、希望者がいましたらお分けしますw。
イギリスからの取り寄せに送料もかかっているので、メール便送料込みで3個セット300円でいかがでしょう。
ご注文はeメールでどうぞ。
rei1007s@hotmail.com

2014年09月05日

ザックス 1778km走行キャブレターの分解清掃

イマイチ完調に至らない我がザックス/オプティマ50。
MadaMada20140904 173708.JPG
色々と原因は考えられるが、ともかく燃料系統を接続部等も含めて再チェックしてみようと思う。
そして、この際、キャブレターを納車時についていた元々の物に交換してみよう。

現在ザックスに付いているキャブレターは、中古購入した74km走行というキャブレターをオーバーホールしたもの。
コレを、取り外し保管してあった1778km走行の物と取り替えるのだ。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 221927.JPG

まずは、キャブレターとエアクリーナー部分を分離する。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 222240.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140904 222512.JPG

1778kmキャブレターは、外観はなかなかキレイ。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 222609.JPG
だから、てっきりヤフオク出品者がオーバーホールしているとばかり思っていたのだが、開けてみるとかなり汚れている。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 223607.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140904 230756.JPG
キャブのクリーニングはしたのかもしれないけど、せいぜいキャブクリーナー吹いただけだろうな、これ。
分解してて、フロートの固定ピンの抜けにくさったらなかった。
少なくともフロート周りは絶対に分解清掃してないわ。
あ、それでオーバーフローしてたのかもしれないな。

お釜と本体間のパッキングは、もうボロボロ。
スペアのガスケットセットは用意してあるので、ダイソーで買った精密ドライバーのマイナスで安心して削り取る。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 231312.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140904 231843.JPG

そして、キャブクリーナーと歯ブラシやら綿棒やら爪楊枝やらを使って清掃。
Carburetor1778kmOverHaul20140904 233225.JPG
くせっ(>..<)。

汚れや詰まりがキレイになったと思えたところで、再組立て。
Carburetor1778kmOverHaul20140905 011928.JPG
ガスケットが新しいと締まって見えますな。
Carburetor1778kmOverHaul20140905 012209.JPG
うん、まさに我助っ人だ。

では記念撮影。
Carburetor1778kmOverHaul20140905 024317.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 024357.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 024433.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 024413.JPG
Carburetor1778kmOverHaul20140905 024516.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 024720.JPGCarburetor1778kmOverHaul20140905 024650.JPG

さて、どうなりますかな?

2014年08月31日

ザックス エアクリフィルター交換@149km

アイドリングがイマイチ安定しない我がザックス。
マフラーは清掃したので、あと再チェックすべきは吸気系。
昨日ドイツのショップにメールした「27mm口径のエアクリフィルターを日本から発注できるか否か?」の返信が待たれるが、待ってばかりいても仕方ないので、とりあえず手持ちの改造フィルターと交換してみる事にした。

積算走行距離149km。
AirFilterKoukan@149km20140831 180157.JPG

左側のフットカバーを外し、エアクリボックスを外して、フィルターを交換する。
AirFilterKoukan@149km20140831 180216.JPGAirFilterKoukan@149km20140831 180436.JPG
今まで付いていた純正の27mm口径フィルターは、一見キレイに見えるのだけど、ゴムの部分が経年変化でフニャフニャになっていてちょっと怪しい。
エンジン回りがヒートアップしてくると、どっかヘンな所から吸いこんでる可能性が無いわけじゃない。
ちょっとずさんな改造フィルターだけど、これで少しでも症状が良くなったら、もう一度新しく作り直せばイイだろう。

なお、フィルター組み込みのついでに、エアクリボックスとキャブとの間、およびキャブとエンジンのインテークマニホールドの間の接続部を、もう一度確実に締め付けた。

さて、エンジンをかけてみる。
AirFilterKoukan@149km20140831 182537.JPG
おっと、アイドリング回転が急上昇!
あわててキーをひねってエンジンを止め、アイドリング調整ネジを1回転ほど左(反時計回り)に回して、再始動。
そして、様子を見ながら、アイドリング調整。

さ、これでどうだろ?
明日の仕事は午前中だけだから、早めに帰宅して、ちょいと近所を走ってみるか。

2014年08月30日

日本に送ってくれるだろうか?

ザックス/オプティマ50のエアクリフィルターのややこしさについては、以前書いた。
開口部径が16mmや20-22mmのリプロ品はネットでちょくちょく見かけるのだが、オプティマ用の27mm径はあまり見た事が無かった。

しかし、今宵、こんなのが出ているのを発見。
Luftfilter27mm-02.jpg
うわっ(°o°)!
欲しい!

ただ、コイツを扱っているショップは、ヨーロッパ圏にしか輸出しないなんて記している(>_<)。
くっそぉ、またかよ…。
でも、何にもしないで見逃すのも口惜しいので、いちおうメールを送ってみた。
「日本でオプティマ50に乗っている者だが、この27mmフィルターを送ってくれないだろうか?オーケーなら、送料や荷造り手数料を教えてくれ。」と英文で。

さぁ、どうなるか。
たのむ(-人-)。

2014年05月28日

ドイツのモペッド部品店の早業

26日夜、仕事から帰宅すると、海外からの物と思われる荷が届いていた。
CarburetorGasket20140527 004747.JPG
ん?
なんだこれ?
爆弾ではなさそうなので、開けてみる。
あっ、もうコレ届いたんだ!(°o°)
CarburetorGasket20140527 005617.JPG
ザックスのBINGキャブレター用のガスケットセット2組。
eBay経由で発注したのはキャブのOHを終えた21日だから、なんとまあ、5日間での到着だよ。
すごい!
国内のネット売買より速いくらいだ。
2セットで送料等込み14.37ユーロ。
CarburetorGasket20140527 005109.JPG
2000円チョイ。
これなら安いよ。
だって、国内じゃなかなか調達できないパーツだもの。

2014年05月25日

【ザックス】OH済み74kmキャブレターに交換@74km

本日のメイン・イベント、キャブレター交換に取り掛かろう。

まずはクランクケース回りのカバーを外す。
CarburetorKoukan@74km20140525 141528.JPG
今月初めにチェックした時にガソリンが漏れていたので、燃料コックを閉じておいたら、今日は漏れはまったく見られない。
CarburetorKoukan@74km20140525 141631.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 141653.JPG
こりゃ、キャブのオーバーフロー確定だな。
つう事は、キャブさえチャンとすれば、コイツで走れるぞ、たぶん^^。

では、今まで付いていたキャブレターを取り外そう。
まずはキャブレタートップを固定しているビス2本を抜き、スプリングやらスライドバルブやらジェットニードルやらをサザエの中身のように引き出してから、スロットルケーブルと分離する。
CarburetorKoukan@74km20140525 141758.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 141902.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 142019.JPG
ケーブルを外したら、他のパーツは元通りキャブの中にしまっておこう。
無くすといけないから。

燃料パイプを抜く。
CarburetorKoukan@74km20140525 142233.JPG
あ、もちろん燃料コックは「ZU=閉」ね。

エンジンのインテークパイプとキャブレターとは1本のネジで締め付けられているだけなので、そのネジを緩めて、キャブ本体を軽くこじりながら引っ張れば簡単に抜ける。
CarburetorKoukan@74km20140525 142301.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 142352.JPG
あ、このキャブに付いているOリングは緑色だ。
CarburetorKoukan@74km20140525 142404.JPG
こんど付けるOH済みキャブに付いていたOリングは黒だった。
CarburetorUsed OH20140521 214749.JPG
本当は新品交換したいところだけれど、あいにく新品はもっていないので、比べてみて、状態がマシな緑色の物で組み付ける事にした。

さて、キャブレターを外してみると、その周辺の汚れがスゴイ事になっていた。
CarburetorKoukan@74km20140525 142456.JPG
写真で見ると大した事無いように見えるけど、実際はホントひどかった;;;。
気が重くなったけど、ともかくシコシコ拭くしかない。
シコシコ…。
シコシコ…。
シコシコ…。
おっ、予想していたよりイイ感じにイケた!
CarburetorKoukan@74km20140525 143453.JPG
げに欲望と妄想の力はスゴイのだ。

キャブレター前方にあるコの字型の金具って、何なのか分かっていなかったけれど、コレ、クラッチと繋がっているレバーですわ。
CarburetorKoukan@74km20140525 143525.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 143521.JPG
なんか不思議な設計だね。
わざと面倒くさい事しているみたいだw。

さて、OH済みの74km中古キャブレターを取り付けよう。
前述のように、Oリングは緑色の物を使用。
エアクリーナーフィルターは、74kmキャブに付いていた純正のキレイな物を使った。
CarburetorKoukan@74km20140525 153517.JPG
基本的には難しい作業ではなかったけれど、キャブトップのスライドバルブとケーブルとを繋ぐのにそこそこ苦労した。
今までやった事のあるTL125やカブ70とは、ケーブルの通し方が違うんだよね。
でも、ま、ともかく付きました。
CarburetorKoukan@74km20140525 150553.JPG
燃料コックを「AUF=開」にしてしばらく時間をおいてもガソリンは漏れてこないので、たぶんOKだろうと思い込む事にして、カバーを元通りに付けた。
CarburetorKoukan@74km20140525 162058.JPG

ほんとはね、ココでエンジンかけてみるでしょ、普通。
でも、今日はできなかったよ(T_T)。
実は…、ザックスのキーを持ってくるのを忘れたのだ。
何考えてんだ、このオッサン。
バカこくのもたいがいにせいっ!(ーー;)

仕方ないので、たぶん直ったであろう我がザックス/オプティマ50の記念写真を数枚撮って、本日の作業をしめたのであった。
CarburetorKoukan@74km20140525 172809.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 172955.JPG
次にいじれるのは、こんどの金曜日の昼間かな、日曜日かな。
CarburetorKoukan@74km20140525 172903.JPGCarburetorKoukan@74km20140525 172849.JPG
無事に動きますように(-人-)。

作業中ずっとやぶ蚊が鬱陶しかった。
CarburetorKoukan@74km20140525 173328.JPG
今年ももうすぐ日本の夏だ。

2014年05月21日

ザックスのキャブレター分解清掃

今月初頭に、ガソリン漏れが発覚した我がザックス/オプティマ50。
おそらくキャブレターのオーバーフローと思われるので、キャブレターのオーバーホールをしてやろうと考えた。
ただ、ザックスは西東京の実家にいるので、わざわざ外しに行くとまた時間がかかってしまう。
そこで、手元にある中古キャブレターを清掃して、付け替える事にした。
CarburetorUsed OH 20140519 204837.JPG

一昨日、作業開始。

まずは、エアクリボックスとキャブレターの分離。
CarburetorUsed OH 20140519 205017.JPGCarburetorUsed OH 20140519 210738.JPG
“BING 85/12/126”というキャブレターなのだが、とても小さい。
カブやTL125のものよりも、2回り小さい感じだ。

では分解に取り掛かろう。
手始めに、ビス2本で留まっているキャブトップ。
CarburetorUsed OH 20140519 212059.JPGCarburetorUsed OH 20140519 212232.JPG
ガスケットはすっかり潰れて弾力のだの字も無いので、再利用しない方が良さそうだ。

ニードルのクリップは、上から2番目の溝に付いていた。
CarburetorUsed OH 20140519 212913.JPGCarburetorUsed OH 20140519 212935.JPG
ドイツ語のマニュアルを確認したが、“NP II”となっていたので、これが純正位置だと思う。

キャブ上部と下部は2本のビスで留まっていた。
CarburetorUsed OH 20140519 213221.JPGCarburetorUsed OH 20140519 213347.JPGCarburetorUsed OH 20140519 213259.JPG
なんだか色々こびりついてますな。
積算走行距離74kmの個体から外した物らしいのに、前オーナーはいったいどんだけデタラメに放置していたんだろ?

ピンを抜いて、フロートを外す。
CarburetorUsed OH 20140519 213700.JPGCarburetorUsed OH 20140519 213741.JPG
フロートのニードルバルブの先端が赤いのに驚いて、「なんじゃこりゃ?」とツィッターでつぶやいた。
すると「先端にゴムが塗ってあったり挿してあったりする事がありますよ」というアドバイスが寄せられた。
なるほどぉ___〆(-。-)メモメモ。
というわけで、このニードルバルブはこの後、洗浄液の入浴時間は短めにしておいた。
CarburetorUsed OH20140519 233224.JPG
ご指導に心より感謝しますm(_ _)m。

キャブ本体のガスケットは、風化したボール紙のような状態で、ボロボロ。
CarburetorUsed OH 20140519 214137.JPG
キャブトップのガスケット同様、これも新品交換だな。

このキャブレターにはジェットは1系統しか付いていない。
アイドリング用というかスロー系統など無いのだ。
しかも、何だか知らんが真っ黒。
CarburetorUsed OH 20140519 214643.JPG
フロートバルブにゴム塗布してあるくらいだから、コッチも黒染めしてあるのかと思ったけれど、外してみるとそうじゃない。
これは明らかに汚れだ。
どうすれば、こんな風に黒くなるんだ?
ほんとスゴイな、前オーナーw。

全てを外したフロート室の天井のようす。
CarburetorUsed OH 20140519 215013.JPG
バルブシートに色々付いてます。
たぶん、実家にいるザックスのキャブのここらへんもこんな具合なんだろうね。

それではパーツの諸君に入浴してもらいましょう。
今回使う洗浄液は、以前モノタロウで買ったわりと安価な物。
CarburetorUsed OH 20140519 215757.JPG
ペットボトルの底を切り取って、パーツをすべて入れて、洗浄液を全量スプレー。
汚れのヒドイ所は古歯ブラシで擦ったりして、漬け込み放置。
CarburetorUsed OH 20140519 221827.JPG
今回は、丸1日以上漬けた。

昨日未明。

浜松での仕事から帰宅後、パーツを洗浄液から取り出して、針や爪楊枝やボロ布や真鍮ブラシや歯ブラシやパーツクリーナーや5-56などで細部まで清掃。
CarburetorUsed OH20140521 210201.JPG
ま、よかろう。
CarburetorUsed OH20140521 210409.JPGCarburetorUsed OH20140521 210253.JPG
CarburetorUsed OH20140521 210350.JPGCarburetorUsed OH20140521 210328.JPG
こんなに小さいのに、キチンと“BING 85/12/126”の刻印がある。
CarburetorUsed OH20140521 210421.JPG
なんかこういうの好き(#^-^#)。
ベンチュリー径は12mm。
CarburetorUsed OH20140521 210437.JPGCarburetorUsed OH20140521 210523.JPG
トレードマークであろう“B”刻印が色んな所にあって、職人の誇りを感じる。
CarburetorUsed OH20140521 210537.JPGCarburetorUsed OH20140521 210551.JPGCarburetorUsed OH20140521 210751.JPG
ジェットは#70で、ホルダーには“1547 C”の刻印有り。
CarburetorUsed OH20140521 211057.JPG
回転調整スクリューのいわゆる「戻し回転数」は、分解時に「2と1/8回転戻し」と実測確認しておいたけど、良く考えたら、1系統しかないのだからマニュアル通りの“1750±250 1/min”になるように回せばイイだけか。
CarburetorUsed OH20140521 210856.JPG
ジェットニードルにもなんかこびり付いていたけれど、ちゃんと取れてキラキラだよ、嬉しいな^^。
CarburetorUsed OH20140521 211331.JPG
パーツは無事にキレイになったよ、ほっとした。

組み立ては、今日の夕食後に楽しみながら行なった。

あ、その前に…。
このキャブレターには、黒い樹脂カバーの付いたボタンがある。
CarburetorUsed OH20140521 210409.JPG
これは「ティクラー」といって、冷間始動時にこの黒いボタンを数秒押してからキック始動せよ、というものらしい。
どういう仕組みなのか今一つピンと来なかったのだが、分解して分かった。
黒いボタンを押すと、フロート室の天井から細い棒がニョキッと出てきて、フロートを押し下げるのだ。
CarburetorUsed OH20140521 211603.JPGCarburetorUsed OH20140521 211636.JPG
すると、フロートのニードルバルブとシートの間に隙間ができて、ガソリンがフロート室に流れ込む。
要するに、キャブレター内部へガソリンを流入するためのボタンなのだ。
だから、いくら長期保管したからと言っても、このボタンを長々と押し続けていると、ガソリンがオーバーフローして漏れてくるよw。

脱線ついでに、ザックスのチョークの話。
キャブレターのエアインテークにつながるエアクリボックス内部は、こんな構造になっている。
CarburetorUsed OH 20140519 205538.JPG
エアインテークパイプの前に樹脂製の白い板があって、チョークレバーを引くと、この白い板がパイプに近づいて、そのかなりの部分をふさぐ。
CarburetorUsed OH 20140519 205747.JPG
空気の流入量を減らして、混合気のガソリン濃度を上げるという訳だ。
これって、もっとも基本的と言うか古めかしいシステムらしい。
すばらしい(^-^)。

はいはい、組み立て組み立て。

ジェットとジェットホルダーとフロート関係を取り付ける。
CarburetorUsed OH20140521 211849.JPGCarburetorUsed OH20140521 212122.JPG
ガスケットは、以前ドイツから取り寄せた社外新品を使用。
CarburetorUsed OH20140521 211515.JPG
社外品だけれど、まったく問題無くピッタリ付いた。
CarburetorUsed OH20140521 213453.JPGCarburetorUsed OH20140521 212404.JPG
ま、正確には、ガソリン入れてみないと分からないけどさw。
いちおう「2と1/8回転戻し」で調整スクリューを付ける。
CarburetorUsed OH20140521 212539.JPG
そして、スライドバルブにジェットニードルやら何やらを付けたものとキャブレタートップを取り付けて、キャブレターの組み立ては終了。
CarburetorUsed OH20140521 213824.JPGCarburetorUsed OH20140521 213922.JPGCarburetorUsed OH20140521 213839.JPG
キレイにはなったけれど、こればっかりは見た目だけじゃ何とも言えない。
ともかく上手く機能してくれる事を祈ろう。

作業の最後に、エアクリボックスと合体。
CarburetorUsed OH20140521 215427.JPG
接合部のOリングは、この中古品に付いてた物を継続使用。
CarburetorUsed OH20140521 214749.JPG
痛んでいなかったから再使用したというよりも、新品を持っていなかったからね;;;。

全て終了後、eBayで新品ガスケットセットを2セット発注しておいた。
Dichtsatz5teilebing85.jpg
このキャブは、また開ける事もあるだろうし、実家のザックスのキャブレターもオーバーホールしてやらなきゃ可哀そうだし。

2014年01月16日

【ザックス】中古キャブにも貴重なおまけ付き

走行74kmという中古キャブレターとエアクリーナーボックス。
CA3I1147.JPG
こちらも外見上は新品同様。
ただし、ヤフオク出品時の写真で、キャブレターは清掃が必要な状態なのは分かっている。
600x450-2013082800077.jpg
でも、なんと言ってもこれをゲットした最大の理由は、エアクリボックス内にもはや新品の入手はほぼ不可能と考えられるエアクリフィルターエレメントが入っている事だ。
CA3I1149.JPG
これだけでも2000円くらいの価値はあるだろう。
だから、まだそう簡単には使わないw。

2013年08月04日

ちょいとだけ削りすぎたなほととぎす

今日は日曜日。
暇なのに、なんか忙しかった。
と言うか、暇なのに動けなかった。
イヤだなぁ、こういうの…。
あぁ、真実の愛が欲しい(T_T)。

はい、それはそれはとして、暇の中の実に暇な時間に、またオッサンはオプティマのエアクリフィルターついてネットを徘徊し続けた。
すると、こんな写真を見つけた。
開口加工されたフィルター.jpg
「ヘラクレス・プリマ用のフィルターの開口部を、良く切れるカッターで45°で削って広げれば、オプティマで使えますよ」といった英文付き。

おぉ、するってぇと、この日本のオッサンがやったので良かったんっすな^^。

ただ、削るのは、黒い樹脂が含侵している部分だけにしといた方がベターだったみたいだね。
LuftfilterDIY20130803 040736.JPG
昨日は、白い濾紙部分まで少し削っちゃったんで、小穴もたくさん開いちゃった。
LuftfilterDIY20130803 040946.JPG
この教訓はまた次回の加工に生かすとしよう。

手当され死んではおるまいほととぎす。
LuftfilterDIY20130803 135934.JPG

あぁ、それにしても早くオプティマいじらなきゃなぁ…。
今週の水木あたりに期待しよう。

2013年08月03日

来ぬのなら広げてみようほととぎす

ドイツの或るモペッド・ショップのサイトで、27mm開口径のザックス・オプティマ用エアクリフィルターを見かけたので、メールで問い合わせてみたが、見事なまでに何の音沙汰も無し。
ここまで完全に無視されると、なんか笑えてくるw。
それとも、ひょっとして、ショップ自体が無くなっちゃったのかいな?

ま、ともかく、バーツとして入手できないなら、プリマ用のフィルターを自分で加工するしかあるまい。
オプティマ用の開口径は27mmらしいので、ミニ・ノギスで目安位置を確認してみる。
14PartsOrder20130724 221516.JPGLuftfilterDIY20130803 034839.JPG
ふむふむ。
ま、いっぱいいっぱいだよね、大雑把に言って。
そして、カッターで慎重に削ってみる。
LuftfilterDIY20130803 040736.JPG
どうしても濾紙に小さな穴が空いちゃうよね。
LuftfilterDIY20130803 040946.JPG
とりあえず木工ボンドを加工部分に塗りたくって、穴ふさぎしてみるか…。
LuftfilterDIY20130803 041649.JPGLuftfilterDIY20130803 042022.JPG
そして一夜が明けて、処置部分の状態確認。
LuftfilterDIY20130803 133817.JPG
あぁ、けっこう小穴多いなぁ;;;。
木工ボンドが乾いて濾紙断面の毛羽がザラつかなくなった分、昨夜よりザル状態が良く分かるわ。

仕方ない、紙でふさごう。
LuftfilterDIY20130803 135116.JPGLuftfilterDIY20130803 135620.JPG
キッチンペーパーを切って、ボンドで貼り付け。
LuftfilterDIY20130803 135934.JPG
吸入抵抗にはなるだろうけど、ま、そうヘひどい事にもなるまいw。

そんなわけで、ここには兄弟車パーツを加工流用する事になりました。
独逸的兄弟愛に明るい未来があらん事を!

2013年07月27日

取れるかな?

ネットをしつこく見回っていたら、40km/hのヘラクレス・オプティマ用というのが出ていた。
早速ショッピングカート経由で発注。
前回とは別のドイツのショップだけど、取れるかな?

+++++

[追記]
7月31日
コンピューターによる機械的な返信を受けとって以降、何の音沙汰も無いので、こんどはメールでお願いしてみた。
これで無反応なら、脈は無いかもね…。

8月3日
なしのつぶてw。

オプティマ50のエアクリフィルターをめぐってのお話

先日届いたザックスのエアクリフィルター
14PartsOrder20130724 221516.JPG
キャブレター側の開口部は、こんな大きさ。
14PartsOrder20130724 221625.JPG
ややいびつだけれど、20〜21mmくらい。

さて、この週末は少し時間がありそうなのでザックスの整備をと思い、先日チェックした時の写真をもう一度見直してみた。
Check20130713 103649.JPGCheck20130713 103811.JPG
あれ?
開口径がずいぶん大きいじゃん;;;。

コレは、違うものだなぁ…。

別にクレームをつけるという意味ではなく、シンプルにオプティマ50用のエアクリフィルターがあったら売ってくれと、あのドイツのモペッドショップのG氏にメールしてみた。
すると、驚くような返信が来た。
「本社やディーラーに問い合わせたのだが、そのパーツはもう無い。オプティマ50用の開口径は27mmなので、自分で穴を広げて使ってくれ。」
え〜!
なんだそれ?
ついこないだまで販売していたモペッドの部品が出ないなんて、ヘンすぎる。

にわかには信じ難い話だったので、私自身でもSFM-Bikes社へメールしてみた。
「私は、日本でオプティマ50に乗っている者だが、エアクリフィルターを探している。直接販売してくれないだろうか?支払いは各種カードやPayPalが使える。」と。
数時間後、次のような返信が来た。
+++++
Dear Sir,
thank you for your inquiry. Much to our regret we have to inform you that we don't have such part any longer in our programme.

Mit freundlichen Grüßen / Best regards
XXXXXXX XXXX
+++++
うげぇ;;;。
そりゃまたひどく無責任な話だな…。

このメーカー、古くからの伝統あるドイツの会社だったのだけれど、今では中国資本の傘下にあるらしい。
現行モデルは売るけど、過去のモデルの面倒は見ないか…。
ま、そうなんだろうね、どこの国でもこういう状況になっちゃったメーカーっていうのは。

ともかくこれで分かったのは、フィルターに限らずザックス/オプティマ50の純正部品を入手するのは、もはや不可能だという事。
なるほど、どうりでeBay見ててもめったに純正パーツにはお目にかからないわけだ。
というか、ドイツやヨーロッパのユーザーも、リプロ部品でどうにかしているという訳だ。

こりゃ、大変だぞ、日本でザックスに乗り続けるのは(^ㇸ^;)。

さて、こうした現実を知った後、あらためてeBayで、プリマやオプティマのエアクリフィルターを見回ってみる。
開口径は、大別して3種類あるみたいだ。

プリマの純正サイズと思われる16mm。
Luftfilter16mm.jpg

プリマのチューンナップ用らしい20〜22mmのもの。
Luftfilter22mm.jpg
ウチに届いたのもコレだよね。
14PartsOrder20130724 221625.JPG

そして、50km/hバージョンのモペッドであるオプティマ50用、27mm。
Check20130713 103811.JPG
コレは今のところ、ネット上でリプロ品すら見た事が無い。
したがって、なるほどG氏の言うとおり、自分で削って広げるしかないようだ。

いやぁ、現在も存在するメーカーが数年前まで売っていたバイクの消耗部品の入手に、まさかこんなに苦労するとは…。
悲しいっちゃあ悲しい、面白いっちゃあ面白い話だ。
してみると、新品タンク、よくぞ入手できたな、オレv(^-^)。
それに、内部サビサビのタンクも、大切にレストアしてやらなきゃ。