2010年01月24日

K50 おっかなびっくりスタッドボルト交換@9507km

怒涛の4連オフも、今日、日曜日で終わり。
午前中、中3ボウズの第一志望高校の合格が決まったので、ちょっと気楽。
うん、これならオヤジがいくらバイクいじって遊んでいても、文句は出まいw。
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さぁ、やろう、K50まほろば号の折れたスタッドボルト修理^^。
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スタッドボルトの交換なんてやった事無いし、2ストエンジンを開けるのも初めてだけど、勇気を持ってトライしてみよう!^^

まずは、シリンダーヘッドのボルトを、1/4ラチェットの10mmソケットで外す。
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1個は取れちゃってるから、今回外すのは3つね。

ほい、外れました、シリンダーへッド。
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ほんとはスパークプラグ外してからやった方が良いのかもしれないけど、今回はなんとなくそのままやりましたw。

外したヘッドのシリンダー側を観察。
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もちろんカーボンは付着している。
でも、思ったほどの量じゃない。
それに焼き付いているわけでもないから、マイナスドライバーでそっと撫でていると、削げ落ちる。
よし、あとで組み付ける前に、ちょっと掃除しとこっと。

ヘッドとシリンダーブロックの間のアルミ製パッキンを外す。
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コレって新品は円く凸になっていて、締め付けると潰れる事で密閉性を作り出す構造だから、再使用は避けた方がイイだろうなぁ。
うん、組む時は、取り寄せた新品を使おう。

次に、シリンダーブロックを外すのだが、その前にマフラーを外す。
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K50の場合、マフラーの根元は大きなクラウンナット(片面が凹凹凹という形状のナット)で固定されているので、フックレンチで回し外す。
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あっ、いけね(゜O゜)!
新品のガスケット取り寄せるの忘れてた…。
ま、今日は仕方ない…。

マフラーが外れると、シリンダーブロックもスルスルと外せる。
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うおお、シリンダーブロック、生まれて初めて外したぁ!
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せっかくだから、シリンダー内部をじろじろ観察。
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キレイなもんだねぇ^^。
まさに鏡面。
あ、でも、下側の排気口に少しだけカーボンが付いてるぞ。
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マイナスドライバーの先で、あとで少しでも落としておこう。

そして、いよいよスタッドボルト外し。
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スタッドボルトリムーバー(スタッドボルトプーラー)なんて使うのはもちろん初めてだったけど、案ずるより産むが易しだった^^。
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21mmのスパナと1/2ラチェットハンドルとを順に使いながら、簡単に回し外す事が出来た。

外したスタッドボルトを見たら、ネジの切ってある部分の長い方がヘッド(↑)側で、短いネジ部がクランクケース(↓)側だった。
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ほぉ、予想と逆だったわ^^;。

1本、2本、3本と慎重に外し、最後に折れた1本にかかる。
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しかしまぁ、見事にちぎれたもんだよな(苦笑)。

はい、古いスタッドボルト撤去完了。
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やったな、すごいぞ、オレ(笑)。

さぁ、後は逆の手順で組み付ければいいぞ^^。

まずは、新しいスタッドボルトの取り付け。
そのまま付けてもいいんだろうけど、念のため、スタッドボルト全体に極々薄くモリブデングリースを塗布。
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そして、M6のナット2つをスタッドボルトのヘッド側にクッと締めて固定し、その2個の内のヘッド側の物を回しながら、スタッドボルトを回し挿していく。
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慎重に慎重に…。
ここでまたねじ切っちゃったら、話にならない…。
よおしっ!
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無事、4本とも挿せたぞぉ\(^O^)/。

シリンダーブロックを組み付ける前に、ピストンの様子を観察。
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大きな傷は無いんだけれど、ピストンの左右でカーボンの付き方が違うなぁ。
こんなものなのかな?
わかんないから、そのまま組んじゃおうw。

その他でちょっと気になったのは、奥に見えるコンロッド根元の汚れ方。
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ギアオイルびたしになっている所だから、もっと銀色にキレイなのかと思っていたら、そうじゃない。
う〜ん、これからしばらくはフラッシングがてら、ちょっと偏執狂的にギアオイル交換してやろうかなぁ。
[後日記:この部分を潤滑しているのは2ストオイルなので、ギアオイルでのフラッシングはできない事が判明。はずかし〜;。]

さて、一連の観察の後、ススッとシリンダーブロックの組み付け…。
のはずだった…。
ところが、なかなかピストンがシリンダーに入らない…。
必死になってピストンリングを爪の先で押さえながら入れようとしても、ダメだ…。
ああしたり、こうしたり、K50の「サービスガイド」を隅から隅まで調べたり、家の中に入ってネットで情報を探したり、ジタバタジタバタしながら1時間…。
まさか、 こんなところで手間取るなんて(T_T)。

このままバイク屋さんまで押して持っていって、どうにかしてもらうしかないのかな…。
そう思いながら、ピストンリングを指先でクルクルと回していたら、おやっ?
ピストンが回らなくなる場所がある。
なんだなんだ??

2本掘られたピストンの溝をよ〜く観察。
すると、うおっ、溝の中に突起があるぞ!
上のピストンリング溝には、左斜め上に凸。
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2本目の溝には、右斜め上に凸。
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この凸に2本のピストンリングの切り欠き部分を合わせると、あ〜ら、なんともあっけなくピストンはシリンダーの中へ。
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あぁ、よかったぁ。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
ピストンリングの溝にこういう位置決め用の突起があるのって、常識なのかなぁ?
全然知らなかった。
でもさぁ、せめて「サービスガイド」のどこかに、書いてあってもいいのになぁ…。
そんなの載せるまでも無いほど当たり前の事なのかな?
だとしたら、恥ずかし〜い(´ε`;)。
[後日記:2ストエンジンのピストンリングの溝には、普通、位置決めのピンがあるものなのだそうな。これまたはずかし〜;;。]

シリンダーヘッドの燃焼室部分を、5-56,パーツクリーナー,歯ブラシ,マイナスドライバー,爪の先などで、ちょいと掃除。
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これで何か変わるかな?
変わらなくても、ま、元のように走ってくれればそれで良し^^。

新品のガスケットに、薄く液体パッキンを塗って、シリンダーヘッド組み付け。
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ナットは、もちろんトルクレンチで回す。
今回は、正しく8N-m(81.576kg-cm)で。
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よおし、できたぁ!
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ナットも新品にしたから、なんかキレイな眺めだぞ^^。

マフラーも再セットして、あとは、ちゃんとエンジンがかかるか否かだ。
オイルを行き渡らせるためにイグニッションOFFのまま空キックを10数回して、点火プラグにコードをつないで、チョーク引いて、キーをひねって、キック!
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ブブブブブ…。
よし、かかったぁv(^-^)。
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かくして、積算走行距離9507km、無事スタッドボルト交換、成功しました。
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(-人-)パチ(-人-)パチ(-人-)パチ-人-)パチパチパチ…
おかげさまです、ありがとうm(_ _)m。
posted by REI at 23:10| Comment(11) | TrackBack(0) | K50−エンジン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やりましたね〜!!
おめでとうございますっ!!!

 シリンダ外して見える部分。
クランクやクランクケース内部ですが
そこはギアオイルでは潤滑されていません。
2ストロークの場合はギアオイルは本当にミッションとクラッチしか潤滑していませんから。なんでギアオイルまめに交換しても綺麗にはなりませんよ(^^)
 あと、ピストンリングの切り欠き部分の位置がピストンによって決まっているのは2ストだけっす。クルクル勝手に回っちゃうと ポートの穴に引っかかって、ポキンとなっちゃいますから。
Posted by シャコタン☆カブ at 2010年01月25日 05:08
無事ご復活おめでとうございます。
普段4ストばかりなので、2ストの腰上構造は新鮮に映ります(笑)
これでますます愛着わくこと間違いなしですね!
Posted by ごきげんカブ at 2010年01月25日 06:45
よかったよかった。おめでとうございます。2ストは腰上バラすの簡単だから楽しいですね。腰下はことによると4ストより面倒くさかったりしますけど。


Posted by mucchi at 2010年01月25日 09:38
みなさん、ありがとうございますm(_ _)m。
おかげさまで無事直せました^^。

> シャコタン☆カブさん

ほんとだ(゜O゜)。
サービスガイドで確認したら、クランクやクランクケースの潤滑は、2ストオイルでやってる。
K50のエンジンの場合、クランクシャフトの右側のベアリングだけはミッションオイルで潤滑していて、なんとも複雑な機構なんですね^^。
2ストのピストンリングの件も、色々検索したら、溝の中に位置決め用のピンがあるのは当然なんですね。
しらなかったぁ、いとはずかし。

> ごきげんカブさん

とりあえず無事に終えました。
2ストの腰上とはいえ、ばらしたエンジンがまたかかるというのは嬉しいものですね^^。
可愛さが増しましたw。

> mucchiさん

サービスガイドをあらためて見たら、ほんとややこしいんですね、2ストエンジンの腰下って。
潤滑のための迷路になってる。
‘竹ずっぽ’じゃないな、コレはw。


Posted by REI at 2010年01月25日 19:14
私も何回か腰上バラシやった事あります。
シリンダブロックの増し締めする前に何回かキックして、ピストンの中心出しするのもコツの1つです。
Posted by c70c at 2010年01月26日 02:24
ほおほお、なるほど。
_ _ _ _〆(-。-)メモメモ
色々と細かなコツがあるもんなんですね^^。
これからもこつこつ勉強しなきゃ。
Posted by REI at 2010年01月26日 02:40
こんばんは。
リング折らないでよかったですね。
25年くらい前にRD50の組み立ての時、気を抜いて折りました。。
Posted by たはら at 2010年01月26日 19:38
お疲れ様でした。
簡単だったでしょ?

空冷の上に横型だから楽チンですよね!

潤滑の話しが出たのでついでに…

右ベアリングはミッションオイルで左ベアリングはエンジンオイルで潤滑してるのですが、ガンマは吸気に混ぜて潤滑してます。

コレダはレイアウトの問題からか吸気に混ぜる以外に左ベアリングに直接オイルを送って2系統になってます。

うちのは再三にわたりオイルポンプにトラブルが出て、ベアリングにオイルを送っていない状態になりました。

原因究明にまでは至っていませんが、要注意です。
Posted by プロフェッサーS at 2010年01月26日 23:29
> たはらさん

ピストンリングが折れる、かぁ!
初めてだから全然訳もわからずやっていたけれど、そんな事もありうるんですねぇ…。
こわっ(汗)。

> プロフェッサーSさん

ありがとうございます。
ピストンリングの位置決めピンの事を知らなかったので、シリンダーブロックとの合体にだいぶ戸惑いましたが、なんとか大過なく復旧できました。
K50のエンジンのコンロッド潤滑って、ほんと難しい事してますね。
スズキって、オイルに凝るの好きですよね。
油冷とか^^。
オイルポンプの具合、注意してみます^^。
Posted by REI at 2010年01月27日 02:11
祝!修復!

リング気づいて良かったですね。
折りかけた事はあります。コレで慣れてきてピストン取るとかしてると、、

サークリップ脱落

とかもよくやる(コレはやりまちた)通過儀礼?なので注意ですね。

ウチも魔改造な件。落ち着いたらやります。
Posted by chanch at 2010年01月28日 00:35
chanchさん、こんばんは^^。
ありがとうございます。

リング、今思い返すと、危なかったです(汗)。
いくらやってもピストンがシリンダーに入らないので、軽く手で叩いたりしてたんで(滝汗)。
知らないというのは、恐ろしいと言うか、大胆なものですw。

chanchさんのとこの魔改造、楽しみに待ってます^^。
どうぞゆったりと心落ち着かされますよう…。
Posted by REI at 2010年01月28日 01:33
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