コレは、廃棄する。
なんせ狭い家だから…。
ただ、その前に、せっかくだから中身を覗いておこう。
どんな風になっているんだろ…。
端子部分の円形のベーク板にカシメて固定してあるアルミカバーを、細いマイナスドライバーでこじって外す。

(゜o゜)うわっ!
ナンじゃコリャ!

なんかとんでもなくチャチいぞぉ。
布製の被覆をまとった細い配線。

その被覆の一部は、ほつれかけている。
コレって、元々こういう物なのかなぁ?
それとも、‘ほつれ’は経年変化?
それにしても、なんとも手作り感丸出しの‘カラクリ’ぢゃわぃ。
複数の薄い金属板で出来たリレー部分を、上から見てみる。

あの円筒形のカバーの中は、こんなにスカスカだったんだ。
どうりで軽いわけだw。
ホントに、なんか、すごいなぁ…。
華奢だなぁ。
とても‘重要保安部品’とは思えないやw。
布被覆配線のある側の裏側の様子。

やはり、至ってシンプル。
絶縁体を挟んで、2つの端子から続く金属板が固定されている。
それにしても、よぉく観察してみても、これがどうしてリレーとして機能するのか、シロートのオッサンにはよく分からんわぃ。
たぶん、布被覆の電線に電流が流れると、それが巻かれた細い金属板が‘反って’、その端に付いている接点と、固定された金属板にある接点とが接触する…。
で、カチカチカチ…、っぽい。
でも、何故‘反る’のだろ?
コイルにしては巻き数が少な過ぎる気がするし…。
かと言って、どこにも磁石は無いし…。
チャチなように見えて、実はかなりの‘精密機械’なんだろうな。
ま、これからは、‘純正リレー’くんの健闘に期待しよう。